全国各地で地震が頻発している昨今、どの地域に住んでいても被災する可能性があります。
近年、東日本大震災をはじめとした自然災害が頻発しているため、防災備蓄の重要性は広く認識されていますが、被災地域外では対策を行っていないご家庭も多いのではないでしょうか。
大災害発生時、今住んでいる地域で支援物資がすぐに届くとは限りません。スーパーやコンビニなどに人が殺到し、商品がすぐに無くなる状況は容易に想像できます。そこで、まずは3日間、避難所などに頼らずとも自活できる準備を整えましょう。3日分程度の備蓄品であれば、短期間でそろえることができます。日々の生活で使用しているものを買い足すだけでも対策になりますので、是非すぐに取り組んでください。
目次
3日間過ごすために最低限必要なもの
水
9L(1人1日3L×3日分)
4人家族の場合、36Lになります。2Lペットボトル6本ケースなら、3ケース分。給水タンクや給水袋なども用意しておくと安心です。
食料品
9食分(1日3食×3日分)
4人家族の場合、36食分。3日分でも結構な量になります。
アルファ米、レトルト品、カップ麺、缶詰、おやつ類、栄養補助食品等。非常食でも、出来る限り普段食べ慣れているものを用意するのが理想的です。同じものばかりだと飽きるので、いろんな種類のものをそろえましょう。
何も備蓄をしていない状態からですと、3日分の食料を揃えるのは大変だと思います。少しずつ買い足して、早めに3日分を備蓄するようにしましょう。購入した備蓄食品は、必ず試食することをオススメします。口に合わないものは次回からは購入しないようにしましょう。被災時、食事が不味いと、食欲が湧かず衰弱してしまいます。
食器・調理補助品
鍋、やかん、簡易食器(紙皿・紙コップ・割りばし等)、カセットコンロ、ガスボンベ、マルチツール(ナイフ・缶切り等)、ラップ、アルミホイル
洗面用具
歯ブラシ、歯磨き粉など
清潔品
簡易トイレ、ウェットテッシュ、トイレットペーパー、ビニール袋、ごみ袋など
日用品
懐中電灯、乾電池、ライター、マッチ、マスク、ロープ・ガムテープ、軍手、マジック等の筆記用具
女性用品
生理用品等
乳幼児用品
粉ミルク、離乳食、おむつ、お尻拭き
幼いお子さんがいるご家庭にとっては、とても重要ですね。多めにストックしておきましょう。
その他
ラジオ、携帯電話、充電器、眼鏡、コンタクトレンズ、補聴器、薬など
ラジオや携帯電話・スマートフォン、充電器は必需品ですが、眼鏡や補聴器、お薬など、自分にとって無くてはならないものは事前に用意しておきましょう。
いかがでしょうか?ここに掲載した備蓄品はあくまで最低限必要なものです。抜けが無いか再度チェックしてみましょう。3日分でも十分とは言えませんが、一週間分以上の備えをするのは結構大変ですので、まずは3日分をできる限り早く揃えましょう。