前回、災害時に色々と重宝するモバイルバッテリーを紹介しました。
ただ、モバイルバッテリーもスマホと同じく、バッテリーを使い切ってしまうと充電しないと使えなくなってしまいます。そうなると、災害などで何日も電気が使えなくなってしまうと、充電ができずに困ってしまいますね。
そんな時に、モバイルバッテリーと一緒に持っておきたい防災グッズが、今回紹介する「ソーラーチャージャー(Anker PowerPort Solar Lite)」になります。これさえあれば、電気が使えなくてもスマホやモバイルバッテリーが充電できるようになります。
目次
ソーラーチャージャーとは
ソーラーパネルを搭載した充電器のことで、太陽光発電により、スマホやモバイルバッテリーなどを充電する為のアイテムになります。これにより、停電などで電気が使えない状態でも、晴れた日であれば充電をすることが出来てしまいます。
「ソーラーチャージャー」も色々なメーカーから販売されているのですが、今回はAnker(アンカー)の「Anker PowerPort Solar Lite」を紹介します。
意外に軽い「Anker PowerPort Solar Lite」
こちらがソーラーチャージャーの「Anker PowerPort Solar Lite」です。
結構、大きいので重そうに見えますが、重量は約350gなので意外に軽く、持ち運ぶ場合でも苦にはなりません。通常時(折り畳み時)のサイズは約280×160×19mmなので、A4サイズ(297×210)よりも小さくて細長いくらいの大きさになります。
充電をする際には、こちらの写真のように広げて使います。
サイズは約460×280×4mmになります。
2つの機器を同時に充電できる
「Anker PowerPort Solar Lite」は最大出力は2.1Aの急速充電が可能で、USBポートも2ポート搭載している為、同時に2つの機器を充電することが可能となっています。
ただ、実際に晴天の日中に充電をしてみたところ、実際には1A前後の出力しか出ませんでした。(充電する環境にもよると思います) その為、1,800mAh程度のiPhone 8であれば、3~4時間くらいでフル充電できることになります。
とはいえ、ソーラーチャージャーは、天気の影響をかなり受けます。少しでも雲が出て太陽が隠れると、ガクッと出力が落ちてしまうので、実際にはフル充電する為には丸一日は見ておいた方が良いかと思います。
先日紹介したモバイルバッテリーは5,000mAhあるので、単純に計算するとフル充電する為には3倍近くの時間が必要になります。その為、日照時間を考慮すると、1日でフル充電するのは厳しそうですね。
リュックに取り付けて移動しながら充電
また、「Anker PowerPort Solar Lite」の四隅には紐の輪がついており、こちらでリュックに取り付ければ、移動しながら充電することも可能となります。
万が一の災害で帰宅困難になってしまい、自宅や会社まで徒歩で戻らなければならない時でも、このようにリュックにソーラーチャージャーを取り付ければ、スマホやモバイルバッテリーを充電しながら歩くことができるのです。
まとめ
今では品薄も解消されて、普通に買えるようになっていますが、2018年9月に北海道で発生した大規模停電の際には、ソーラーチャージャーが話題になり、「Anker PowerPort Solar Lite」も品薄になってしまい、しばらく購入できない日々が続いていました。
今のうちに購入しておき、万が一の災害に備えておくと安心ですね。
・ソーラーチャージャー(Anker 公式サイト)
https://www.ankerjapan.com/category/SOLARCHARGER/